乙 女 ゲ ー ム 日 和

乙女ゲームの感想をつらつらと……書くかもしれないし書かないかもしれない。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル【感想】Part1

今回、新たにプレイし始めた作品がこちら。ペルソナ5 ザ・ロイヤルです。

Switchへのリメイクが決定してから、ずっと楽しみにしていたのですが、いざ始めると本当に楽しくて、時間を怪盗団に奪われ続けています。

感想Part1ということで、今回は冒頭からカモシダパレス終了までの感想をネタバレありで残していきます。

冒頭については、ATLAS公式がYouTubeに紹介映像を上げているので、そちらを貼っておきます。(こちらはペルソナ5、いわゆる無印のものなので、今回私がプレイしたペルソナ5ザ・ロイヤルからの新キャラも登場していたり違う点もあります。)


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序盤の注意事項の説明から既にオシャレで、世界観を壊さない作りになっていて細さに感動しました。

後は難易度選択と名前入力のタイミングもオシャレでした。自供書にサインをさせるタイミングで名前入力とってもテンションが上がる。ちなみに1周目という事で、難易度はeasy、名前はアニメの雨宮蓮を使用しています。

紹介映像の通り、仲間からの裏切りにより警察に捕まることになってしまった主人公。暴力と薬により記憶も曖昧になっている中、若い女性検事が現れ、彼女からの取り調べを受けることになります。取調べのために、主人公は最初から全てを思い出していく…という形で物語が始まります。

物語を進めていくと随所でこの取り調べシーンに戻ります。この流れが少し海外ドラマのようで楽しいです。

 

ある日、酔った男の人に絡まれていた女の人を助けようとしたところ、相手の男の人を怪我させてしまい傷害罪に問われ、前科者となってしまった主人公。親からは見放され、通っていた高校も退学となり、保護観察ということで喫茶店のマスターの佐倉惣治郎の元で生活しつつ、秀尽学園に転校することに…。

 

色々飛ばして、ひょんなことから主人公と坂本竜司はパレスと呼ばれる異世界に転がり込んでしまいます。そのパレスは歪んだ欲望が産んだ世界、そしてそこの主人は鴨志田卓という秀尽学園の教師でした。

 

表向きは、元五輪メダリストで顧問を務めるバレー部を全国レベルまで育て上げた、教師からも生徒からも人望が厚いという男なのですが、その裏ではバレー部員に対して日頃から体罰を行い、女生徒には性行為まで強いている非道な男。

鴨志田卓の事は、何度思い返しても気持ち悪くて本当に無理ですね…。

志帆というバレー部員の女の子が登場するのですが、この子が本当にいい子で…!主人公は転校早々、前科持ちであることが根も葉もない噂とともに広められており、学校中から白い目で見られています。そんな中でも噂に流されず、主人公のことを気にかけてくれる、本当に優しい子。なのに鴨志田はこの子にも…そしてそれに耐えられなくなり、彼女は飛び降り自殺を計りました。

それぞれ、様々な理由から鴨志田を許すことが出来ない竜司と杏と共に、鴨志田卓の歪んだ心を奪い改心させることになります。

 

パレスの中は歪んだ欲望の持ち主を表しているのですが、カモシダパレスの中は女体のオブジェや拷問器具が置いてあり本当に気持ち悪いです。大好きな志帆ちゃんに対する、気持ちの悪い性欲まで見せつけられて、かなりショッキングでもあります。

こちら、シャドウカモシダの姿なんですが、本当に気持ち悪い。ここには写っていませんが、目の前に女性が入った聖杯を置いており、その中の女性を掴み食らう事で体力を回復するシーンもあります。おぞましい。戦闘中に白いバニー姿のような志帆ちゃんも出てくるのですが、自殺にまで追い詰めたくせに何も反省せず、未だに性的な目で見ている事が伝わってきて怒りがこみ上げました。

カモシダのこの姿は子供のようなんですが、実際に学校を自分の城とまで思い、何をしても許されると思っているなんて本当に子供のようです。はだかの王様の真の姿は子供なんてね。カモシダに対しては気持ち悪い以外の感想がなかなか出てこず…。ATLASさん、初っ端から飛ばしすぎじゃないですか?と思わなくもないです。

 

カモシダに対する杏がとてもかっこよくて好きでした。これまでのカモシダの所業を考えると、ここで殺されても文句は言えないと思うのですが、その気持ちをこらえて【死ぬよりも辛い】だろうと、生きて償いをさせることにした杏は強いと思います。そうだとしても私はゆるせないので。

カモシダに関しては、改心に成功し、全校生徒の前で今まで自分の行いを暴露し謝罪。その後、法に則り罪を償うことになります。

 

私はもちろんカモシダも嫌いなんですが、実は秀尽学園の生徒もモブは好きじゃありません。いつまでも嘘か本当か分からない噂ばかり口にして、女生徒はファンクラブが出来るほど鴨志田に熱狂的だったようですし、男子生徒は杏やかすみに対してワンチャンないかなみたいな事ばかり言ってます。まともな生徒が少なすぎる。

鴨志田なんて初めて登場した時から『何故か分からないけどこいつ気持ち悪いな…』と思わせる“何か”があったのに、鴨志田のことかっこいいと言っているのも理解できない事でした。

 

さて、ストーリーは以外の事についても少しだけ。

ゲームプレイ前から楽曲は聴いていたのですが、やはり実際にゲーム内で聴くと本当にかっこいいですし、気分を上げてくれます。かなり優しめの設計なので、大体敵の不意を付いて有利に戦闘を進めることが出来るのですが、たまに不意をつかれた時のLast Surpriseが聞きたくなったりしています。戦闘シーンはもちろんですが、日常パートで流れるジャズ系のBGMもオシャレで好きですね。プレイしていて気持ちいいです。

雑魚戦は大体が面倒になりがちですが、楽曲と戦闘スタイルやUIのおかげで、かなり楽しく出来ています。ペルソナ・銃・近接攻撃と3種類から選べますし、主人公に至ってはペルソナ変えられるので、選択肢の幅がかなり広いです。敵の弱点を付くと1moreが発生するので、味方にバトンタッチして別の敵の弱点を付くといった事まで出来るので、飽きずにできています。

 

では、この当たりで。

実はこの先も既にプレイ済みなので、近いうちに次のパレスの感想も残したいと思います。