乙 女 ゲ ー ム 日 和

乙女ゲームの感想をつらつらと……書くかもしれないし書かないかもしれない。

ペルソナ5 ザ・ロイヤル【感想】Part2

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こんにちは。毎日少しでも時間があれば怪盗団に捧げています。今回はPart2ということで、マダラメパレスのストーリーの流れと感想を書いていこうと思います。

 

主人公含め、カモシダを改心させた3人(と1匹)は悪い人たちに利用されている人達に少しでも勇気をあたえるため、今後も怪盗団として活動をしていくことに決めました。(よく見たら、このシーンの主人公ふてぶてしくて笑いました)

この時に、怪盗団の名前を決めるイベントもありました。30分ほど悩みに悩んだ結果、【Nova・Phantom】に決定。

新星という意味のNOVAを使いました。デフォルトだと、【ザ・ファントム】なので、あまり語感に変化は無いですが、『新星現る!』といった感じでなかなかいい名前を付けられたのではないかと思っています。自画自賛です。直訳すると新星の幻影とかになるんでしょうか?そうなると微妙な気がしてきたので、直訳は考えないことにします。

 

勇気を与えるためには、知名度のある悪者を改心させ、怪盗団の存在を世に知らしめる必要があり、そのためにどのように知名度のある悪者を見つけようか…と悩むところからスタートです。

そんな中、心の怪盗団についてのサイトが立ち上がっていました。

サイトを作ったのは、まさかの三島君です!彼のことをカモシダパレスの際のサブキャラ程度にしか思っていなかったので、ここで協力者となるのはびっくりしました。親や先生も守ってくれなかった中で、カモシダをやっつけてくれた怪盗団に心酔してしまうのは当たり前で、彼にとって、心の怪盗団は正真正銘の正義のヒーローなんだろうな。

 

街中で杏を見かけ、杏に絵のモデルを頼んできた事から、喜多川祐介という洸星高校に通う学生と出会います。この学生は斑目一流斎という日本画の巨匠の弟子として、あばら家で絵を描きながら暮らしています。

次の標的を探していた、怪盗団は斑目一流斎の良からぬ噂を耳にしたことから、喜多川祐介を介して探りを入れることになります。

メメントスで改心させた男も元は斑目の被害者でしたが、斑目はなかなかしっぽを出さず、喜多川祐介も師匠を庇います。

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ここでは、祐介が「正義を押し付け」について言っていますが、怪盗団…特に杏は怪盗団としての行動は本当に正義なのか。やっていいのか。といった疑問を吐露するシーンがあるのも好きなところです。

 

なかなか斑目の悪事のしっぽを掴めないため、強硬手段として先にパレスに潜り込むという作戦に出ます。

パレスに入る為にイセカイナビを使用しますが、このナビは【誰】が【どこ】を【何】と認知しているか、の3つのキーワード必要となります。カモシダパレスの場合は、【鴨志田卓】【学校】を自分の【城】だと思い込んでいたので、キーワードはこの3つです。

斑目の場合は名前と、場所は弟子たち(現在は祐介のみ)と暮らす、あばら家だと仮定を立てることが出来ましたが、【何】と認知しているのか分かりませんでした。絵と言えば…と連想ゲームのように考え、無事にパレスに入ることとなります。

斑目一流斎】【あばら家】【美術館】と認知していました。

斑目一流斎は1人の画家が描いたとは思えないような、様々な日本画を描くということで有名でしたが、弟子たちの絵を自分の作品として発表しており、その上弟子たちに暴力を奮っているという悪人でした。メメントスで出会った斑目一流斎の被害者によると自殺者までいたそうです。

 

孤児となった自分を拾い、育ててくれた斑目を信じていた祐介でしたが、斑目が自身の代表作であるさユりを何故か模写していた部屋を発見。その後、祐介もパレスに入り、マダラメシャドウから真相を聞きます。

斑目は「本物の『さユり』は弟子に盗まれた」と世間に嘘をつき、お金を出してくれるであろう人達には、「諸般の事情でこれを公に出すことは出来ない」と良い、さユりの模写を買わせていたのです。

日本画の巨匠と言われる斑目一流斎は「盗作をするならば、大人より言い返せない子供の方が楽」「後々、画家として花を咲かせる才能ある子供を潰すことも出来る」という理由から子供を弟子として、あばら家に住まわせていました。

更には、斑目一流斎の代表作であるさユりも自身の作品ではなく、喜多川祐介の母親が祐介を出産後に描いたものでした。元々、体が弱かった祐介の母が発作を起こした時に見殺しにし、さユりの絵を改編し世に発表したという追い討ちをかける新たな事実までありました。

まぁたしかに3歳の時に孤児となった祐介から、絵の才能を感じるなんて中々ないと思うので、どうして弟子にしたのか不思議でした。本当の作者の息子である祐介にさユりの真相に気付かれても、すぐに対応するためだったようです。外道。

正直、弟子の絵を自分の絵と発表し、暴力を奮っていると聞いても、鴨志田の時ほど絶対にやってやる!という強い気持ちにはならなかったのですが、ここまでクズな事が発覚すると、こちらとしてもやってやるぞ!という気持ちになりました。鴨志田も斑目も徹底して作中では【悪党】として描いてくれているので、やっつけることに躊躇が無くなるのは良いです。2人とも根っからの悪党って訳でもないでしょうが…。

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パレス内は【美術館】なだけあって、絵画を使った仕掛けもあり、楽しかったです。特に本物のさユりを見分けて進むというのは良かったですね。私はそんなにじっくりさユりを見てなかったので、少し苦戦しました。そして何とかたどり着いたボス戦。

 

絵画の姿のこのボスは、顔のパーツによって弱点が変わります。少しずつでも削れるならと思って、全体攻撃をすると、パーツによって吸収する属性の攻撃がありびっくりしました。吸収は厄介でした…。

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絵画の姿のボスを倒すと第2段階として、悪党のくせに正義の戦隊ヒーローのように着物の色分けをして出てきたマダラメシャドウ。赤は炎、青は氷といった感じに、それぞれの色が別属性の攻撃をしてきます。そうなると必ず誰かしらの弱点を突かれて敵側に1moreが発生します。このおかげで苦戦しました。

見た目はふざけてますが、なかなかに強かったです。私があまりレベル上げせずに挑んでいるところがあるので、このパレスの後にメメントスに少し引き篭もりました。

 

なんとかマダラメシャドウを倒し、改心に成功しました。こちらは斑目一流斎の謝罪会見の様子です。

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思い出しますよね、あの号泣議員の事を。(笑) 現実のことを捻っているんだなぁと思ってから、前回の鴨志田卓もそうである事に気付きました。元五輪メダリストが部員の女性を…という事件がありましたね。察しが悪いオタクなので、全然気付きませんでした。今後出てくる悪党も実際にあった事件を捻っているのか楽しみです。

 

斑目一流斎を改心させたあとは、喜多川祐介も画家と怪盗の二足のわらじで活動することに決め、Nova・Phantomに加入することになりました。

ところで喜多川祐介は、最初に杏にモデルを依頼した後にこのように発言していました。

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そりゃあ、さユりを見た時のような衝撃を感じて、杏にモデルを頼んでおり、その『さユり』は自分の母親だった訳ですから、異性としての魅力とはならなかったのかなと思いました。

絵のために母親は見殺しにされ、何も知らずに母を見殺しにした男に弟子入りして尊敬していた、という主人公に続いて祐介もかなり悲惨な状況ではあるのですが、この男は本当に面白いので悲壮感があまり漂ってこないのも、楽しく遊べる塩梅なのかなと思います。おかげで話も進めやすかったです。喜多川祐介、本当に面白い男。声優が杉田智和さんなので、変態性が増してると思います。もちろん褒め言葉です。

 

祐介の他にも何人か新たな出会いがあったので、こちらで紹介しておきます。

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三島くん本当に元気になったよなぁ…としみじみ実感しました。

志帆ちゃんがリハビリを頑張っていることを、杏から聞いて知っているので、なんだか1人吹っ切りているところを見るとモヤッとしたものを感じるというのが本音ですが、かといって三島くんにウジウジしていて欲しいのかと言われると違う。それに三島君以外のバレー部の皆も今は元気に学校に通えているのかなと思うし。主人公たちは三島くんや志帆ちゃんたちの為に立ち上がったので。やっぱり元気で嬉しい。志帆ちゃん、リハビリ頑張れ………。私は何時でも心優しい貴方を応援しています。

逸れてしまいましたが、このメイドルッキンパーティーによって出会った人がべっきぃ!

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こと川上先生です。びっっくりしましたよ!これは!しかも化粧の差でしょうか?教師の時とお顔も違うので、最初は気付かなかったです。色々あって5000円払って取引成立させてコープ対象となりました。このゲームかなりお金大事なので5000円高い〜と唸りながら出してます。

 

続いて、高校生探偵の明智吾郎くん。(バーローな彼と、せやかて○○な彼を思い出させる肩書き)

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初めて主人公達と明智くんが出会った時に、モルガナだけが発した「パンケーキ」という言葉を聞いていたので、きっと彼は既にパレスに入ることが出来る上にペルソナ覚醒してるのかな?と思っています。もっと言うと正直裏切り者も彼なんじゃないかと踏んでいます。新島冴検事とビジネスパートナーであり、警察関係にコネもありそうですしね…今後どのように明智くんが関わってくるのか楽しみです。

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マダラメが最後に残した「黒い画面」の正体も気になりますからね…。私としては明智くんかなと思っていますが。

 

面識が浅くてもその人を助けたいと思い、実行に移す事が出来る主人公はやっぱり最初から度胸のステータスMAXだと思いますね。

 

では、マダラメパレスのお話はここまで!ありがとうございました。